予告されていたように、10月10日に
Windows 7・Server 2008R2~Windows 8.1・Server 2012R2向けの
Chromium 109(Chrome 109・Edge109)のサポートが終了しました。
Chrome 109.0.5414.168 2023-09-28 (
5414)
Edge 109.0.1518.140はChrome 109.0.5414.165相当なので
CVE-2023-4863(libwebp)は塞がれていますが
CVE-2023-5217(libvpx)は塞がれていません。
2024年9月3日の115.15まで (延長されました)
2025年3月4日の115.21まで
ESRがあるFirefox 115に乗り換えましょう。
Windows Embedded POSReady 7のESUは
2024年10月8日までWindows Updateが来るのでぴったりですね!
私はFirefoxを使っていますが、Chromium系の記事です。
・
Supermiumソースコードは公開されており、ある程度は信用できます。
115から始まったばかりなので、やや不安定です。
Electronもあり、こちらのほうが有用かもしれません。
VisualStudioCode
Siki
・
Catsxpソースコードは公開されていません。中国製です。
81あたりから始まった古参で、更新頻度は高いです。
中国の外の(特にDRM付きの)動画は
作者が合法的に検証するのが困難なため
視聴できなくても対応されないかもしれません。
・
Google Chrome Crack純正のChromeを改変しただけなので
ソースコードはありません。
114から始まったばかりなので、やや不安定です。
恐ロシア。
純正のChromeを改変しただけなので
純正のChromeのプロファイルが使われます。
プロファイルに
下位互換性は無いため、
Chrome 109が起動しなくなる可能性があります。
実装されていないAPIを動かすためにDLLを同梱しており、
こちらのほうが有用かもしれません。
api-ms-win-core-handle-l1-1-0.dll
api-ms-win-core-realtime-l1-1-1.dll
api-ms-win-core-winrt-error-l1-1-0.dll
api-ms-win-core-winrt-l1-1-0.dll
api-ms-win-core-winrt-string-l1-1-0.dll
api-ms-win-power-base-l1-1-0.dll
api-ms-win-shcore-scaling-l1-1-1.dll
<2023-12追記>
・
Microsoft Edge Crack純正のEdgeを改変しただけなので
ソースコードはありません。
純正のEdgeを改変しただけなので
純正のEdgeのプロファイルが使われます。
</2023-12追記>
余談。
ブラウザーとは関係ありませんが、上記DLLのついでに。
api-ms-win-core-path-l1-1-0.dll
Windows 7で動くはずのWindows SDKがインストールできないということで
api-ms-win-core-path-l1-1-0.dll (旧)
が作られ、Blenderでも同様の問題があり
api-ms-win-core-path-l1-1-0.dll (新)
が作られました。
BlenderPython昔「ブラウザ」というタイトルで記事を書いていましたが、
遡ってみたら10年前のIE11の
記事が最後でした。
Safariが消え、OperaがChromium化した頃です。
諸行無常。
昔話。
2019年4月9日までWindows Updateが来ていた
Windows Embedded POSReady 2009の最期。
Chrome 49.0.2623.112 2016-04-05 (
2623)
Firefox 52.9 2018-06-26