Microsoft quietly cuts off Win7 support for older Intel computersx86のSIMD命令には古いMMXから新しいAVX512まで色々ありますが、
その中にSSE2があります。
Win8からは必須となりましたが、Win7までは必須ではありませんでした。
しかし3月分のWindowsUpdateでSSE2が無いCPUではWin7が起動できなくなり、
4月分も5月分も不具合として掲載され続けました。
6月分には掲載されなくなりましたが、(おそらく6月16日に)
3月分と4月分と5月分の掲載内容も書き換えられました
(現時点で日本語ページはまだ書き換えられていません)。
「PCを買い替えろ」とのことです。
2018-06-21 追記
日本語ページも書き換えられました(機械翻訳っぽいですが)。
VisualStudioのビルドオプションで
SSE2を使わないコードも生成できたと思うのですが
SpectreやMeltdownへの対策で何か問題があったのでしょうか。
Pentium4やPentiumMやAthlon64からはSSE2が使えるため
PentiumIIIやAthlonXPまでしか影響を受けませんが、
予告無しの突然の切り捨てはあまり感心しませんね。
SSE2必須になった時期。
Chrome35 (2014-05-20)
Firefox49 (2016-09-20)
Windows7 (2018-03-13)
FlashPlayer30 (2018-06-07)
SSE3必須になった時期。
Chrome89 (2021-03-02)
この覚書のための記事です。