先週、ClassicShell4.0がリリースされました。
大幅に進化した一方でWinVistaが切られたことは
報道されていますが、
もう1つ、3.6と3.9(4.0のベータ版)との間で重要な変更がありました。
それは、オープンソースではなくなったことです。
3.6まではMITライセンス(X11ライセンス)という
修正BSDライセンスと同等の緩いライセンスでした。
この変更について、作者はFAQで2つの理由を挙げています。
・当初は他の開発者への情報の提供が目的であったものの、
コードが複雑化し、ほぼそのままビルドするくらいしか
できることがなくなっていたこと。
・そして、それを売ってお金を儲けようとする人々が現れ、
それは作者にとっては不本意であったこと。
それほど需要がなかった頃は平和だったのでしょう。
しかし、Win8でスタートボタンとスタートメニューが削除されたことで
需要が急増し、お金を儲けようと企む人々がただ乗りを始めたのでしょう。
私は開発者ではありませんが、後者については苦々しく思っていたので
この変更は賛成です(以前から「GPLにすればいいのに」とは思っていました)。
署名を付けて10本4,000円で売っている例。