Opera15開発版(Opera Next)がリリースされました。
レンダリングエンジンがOpera独自のPrestoから
Chromium-WebKitBlinkに移行して以来
最初のリリースとなります。
泣いていいですか…?
(Chromeの元の)Chromium28ベースとなっています。
UA文字列が「Opera」で始まるのではなく
他のブラウザと同様に「Mozilla」で始まります。
長すぎるためか末尾のOperaが「OPR/15」と
省略されてしまっています。
上から順にOpera15、Chromium29、FirefoxのUXブランチです
(UXブランチはFirefox25から採用される予定の新UI、
Australisの実装です)。
Opera15ではメニューバーやステータスバーが
Chromiumと同様に無くなってしまいました
(メニューバーはこれから作るのかもしれませんが、
ステータスはポップアップ式です)。
メニューもChromiumとほぼ同じです。
FirefoxもChromiumにかなり似てしまいますが、
メニューバーがあるのは嬉しいです。
上から順にOpera12、Firefox22Beta、IE8、Safari5.1です。
Windows上ではこうであってほしいのです。
おそらく多くのOperaユーザーが望んだのは
Opera12と見分けがつかないほどUIの差が無いまま
レンダリングエンジンを差し替えたOpera15だと思いますが、
現時点では赤いロゴとSpeed Dialが付いたChromiumにしか見えません。
これから時間をかけて、Opera12と見分けがつかないほどに
仕上げてほしいと思います。
FirefoxもOperaもChromium風のUIになってしまうと、
IEに戻りたくなります…。