AdobeReaderX(10.1.3)がリリースされました。
APSB12-08内蔵FlashPlayer(authplay.dll)は10.3です。
11.2と同時に出た10.3.183.18なので脆弱性はありませんが、
11が出たのは去年の10月です…。
Background on Security Bulletin APSB12-08 (ASSET)
Adobe Reader and Acrobat X (10.1.3) and 9.5.1 (AdobeReader)
9.5.1では内蔵FlashPlayerは使われなくなり、
ブラウザ(Firefoxなど)用のNetscapeプラグインの
FlashPlayerを使うそうです。
9.5.1を入れてみました。
使われない内蔵FlashPlayer(authplay.dll)10.3が入っているのですが…。
ブラウザ用のFlashPlayerを削除してから
Flashが埋め込まれたPDFを開くとこうなります。
ダウンロードできるのもブラウザ用のFlashPlayerです。
9.5.1では内蔵FlashPlayer10.3は使われずに
ブラウザ用の(たとえば)FlashPlayer11.2が使われます。
X(10)では内蔵FlashPlayer10.3が使われます。
X(10)でもブラウザ用のFlashPlayerを使ってよ!
authplay.dllを削除してよ!
リリースノートよると、管理者向けに
Flashを無効にするポリシーが用意されています(bEnableFlash)。
X(10)にも用意してよ!
レジストリではなくGUIで!
X(10)は保護モード(砂箱)があるので
四半期に1回などと言っていましたが、
今後はWindowsUpdateに合わせるそうです。