Microsoft Office IME 2010単体も出ました。
Office2010SP1より新しいパッチが出ています(2012-07)。
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MS-DOSの時代、(主にPC9801のNECAIの代替として)
ATOKや松茸やVJEやWXなど多くの日本語FEPがありました。
Windows(95~)の時代になると
WXを始祖とするMSIME(95~)がシェアを拡大し、
ATOK以外はほぼ滅びてしまいました。
あれから10年以上が経過し、
Google日本語入力や
BaiduIMEなどの新興勢力も出てきた中、
SharePoint Designer 2007 に付属する Office IME 2007 を
(主にXPやVistaで)使っていた人も多いと思います。
そんなあなたに。 Office IME 2010 を含む
SharePoint Designer 2010 が出ました。
Microsoft SharePoint Designer 2010 (32-bit)Microsoft SharePoint Designer 2010 (64-bit)SharePoint Designer 2007 はアンインストールしておきましょう。
インストール中…。
ここは「ユーザー設定」です。
OfficeIME以外は全て「インストールしない」(笑)。
入りました。
お約束の変換。惜しい…。
OfficeIME2010の最大の売りは辞書の自動更新です(たぶん)。
辞書の自動更新をしない人はサービスも切っておきましょう。
IMEチームのブログ冴子2010
TSFとIMMについて追記します。
Windows | IM | API |
Win2000・WinMEまで | IME | IMM |
WinXP | IME+TIP | IMM+TSF |
WinVistaから | TIP | TSF |
WinXPはIMMとTSFの両方のAPIをサポートしていますが、
WinVista以降は基本的にTSFのみのサポートとなっています。
TSFは「詳細なテキストサービス」「CTF」などとも呼ばれます。
DirectXのフルスクリーンで表示するゲームなどでは
IMM固有の変換候補などを表示されては困るため
変換候補などの表示を自力で実装していますが、
TSFでは動作がおかしくなったりします。
[コントロールパネル][地域と言語]
WinXPの設定。
多くの場合、このままで問題ありません。
Win7の設定。
「詳細設定」(詳細なテキストサービスの設定)がありません。
WinVista以降は常にWinXPの
「詳細なテキストサービスのサポートをプログラムのすべてに拡張する」
に相当する状態です。
Office IME 2010 ではIMMのサポートが行われましたが、
WinVista・Win7側では設定できないため、IME側で設定します。
TSFとIMMのどちらかを選択することになります。
「詳細なテキストサービスを使用しない」にした場合、
TSFしかサポートしないアプリケーションでは不具合が発生する可能性があります。
余談ですが、Win2000・WinMeなどでもOfficeXP(のIME2002)を導入する、
あるいは
単体で導入することでTSFをサポートすることができます。
→単体配布は終了したようです。撤去されました(2012-08)。
さらに追記します(2011-12)。
ATOKはATOK2011からWinVista以降では
IMMに加えてTSFにも対応しています。
既定でTSFですが、IMMに変更することもできます。
オンラインゲームでATOK 2012が正常に使用できないテキストサービスを使用しない設定にするWinXPではIMMのみです。
ATOK2012 動作環境Windows XP環境では、TSF(テキストサービスフレームワーク)に対応していません。
Google日本語入力は開発中にTSFからIMMへ変更されています。
Google日本語入力のベータ版をアップデートしました。日本語入力に使用する API を TSF から IMM32 に変更しました。
これにより、特に Windows XP 環境での安定性と互換性が大幅に改善しました。
BaiduIMEはBaiduTypeの時まではIMMでしたが、
BaiduIMEに変わった時からTSFに対応しています
(名称と矛盾する気がしますが)。
追加されたのか変更されたのかはわかりません。
updatelogTSFモデルをサポート、プログラミングの互換性と安定性を改善
古いゲームなどでIMMを使いたい場合は
Google日本語入力が手軽だと思います。
追記は終わりです(2011-12)。
Visual C++ 2010 ランタイム x86・x64・IA64Visual C++ 2010 SP1 ランタイム
x86・
x64・
IA64 (2011-03)
MSVCR100 MSVCP100 MFC100 ATL100 VCOMP100 など。
パッケージは2005(8.0)も2008(9.0)もファイル名が同じなので
保存しておく場合は名前を変えたほうがいいでしょう
(vcredist_x86_2010.exeなど)。
2005(8.0)や2008(9.0)はWinSxSに配置されていましたが、
2010(10.0)は昔のようにSYSTEM32にばら撒かれます…。
.NET Framework 4.0 + 日本語パック
x86・
x64・
IA64(埋葬された1.0や1.1を無視すると)
今までは2.0を基本として2.0を拡張した3.0、
3.0を拡張した3.5、となっていましたが
4.0でCLRやASP.NETが一新されています。
そのうち自動更新で配布されると思いますが、
インストールとその後の起動(ngen)に時間がかかるので
余裕がある時に入れてしまったほうがいいかもしれません。
重いngenサービスはWinVista以降では遅延開始ですが、
遅延開始が無いWinXPでは他のサービスと同時に開始されます
(4秒以内に応答しなければならないトレイアイコンが全く
表示されないくらいです)。
しばらくコンパイルし続けますので、温かく見守りましょう。
ngenサービスの表示名が変更になっています。
WinXPでの2.0は
「.NET Runtime Optimization Service v2.0.50727_X86」
となっていましたが、4.0は
「Microsoft .NET Framework NGEN v4.0.30319_X86」
となっています。
Win7では2.0も
「Microsoft .NET Framework NGEN v2.0.50727_X86」
となっています。
XPでも変更しておくと見た目が揃っていいかもしれません。
F# ランタイム 2.0 +
日本語パックF#…? J#は短命でしたね…。